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鍼灸で音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震えや強張る症状・管楽器演奏時の鼻抜けなど)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
普段はミュージシャンが演奏に支障をきたすフォーカルジストニアについてブログを書いておりますが、本日はスポーツ選手のフォーカルジストニアとも言える「イップス(yips)」について書いてみたいと思います。
イップスは1930年頃にプロゴルファーとして活躍したトミー・アーマー氏が、この症状を表現するのに最初に用いたのが始まりと言われておりますが、語源としては「子犬が吠える(yip)」と、感嘆詞の「うわっ(yipe)」の二つの説があるそうです。
注意点として、イップスという言葉を使い始めたのが1930年頃ということで、それまでイップスに陥った選手がいなかったわけではございません!
イップスもフォーカルジストニアも同じく、どのような環境や道具でも症状が出てしまう方もいれば、限定的にしか症状が出ない方もいらっしゃいます。
例えばゴルフだと、ドライバーでもパットでも症状が出る人もいれば、パットでのみイップスの症状が出る人がいて、ミュージシャンで言えば、一人で練習していても症状が出る人もいれば、ライブやレコーディングのように緊張する状況でのみ症状が出る人もいらっしゃいます。
イップスについて書こうと思ったきっかけは、フォーカルジストニアの治療のヒントを掴めないかと考えたからですが、ネットの情報と併せて本を読み・・・得るものがあったように感じてます!!
治療というよりはリハビリとして行ってもらうような内容になりますが、このヒントを各楽器で使えそうな内容にアレンジして患者さんにお伝えしてみようと思います(*^^*)
個人的には、フォーカルジストニアでもイップスでも、一度の施術で全ての症状をきれいさっぱり確実に治せる魔法のような治療方法はないと考えてます。(数回の施術で患者さん自身が満足するレベルまで回復する方は多数診ております)
でも、適切な施術やリハビリを積み重ねていくことで、高確率で症状を改善することは可能と考えております。
タイプによっても施術方法やリハビリ方法は変わってきますので、フォーカルジストニアの症状でお悩みの方はコンチェルト鍼灸院にまずは一度ご相談下さいませ♪
2018
08Jul
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