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鍼灸で音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震えや強張る症状・管楽器演奏時の鼻抜けなど)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日ご紹介する症例の患者さんは、数年前に病院で痙攣性発声障害と診断された声優さんです。
発症当時のきっかけとして、書籍をひたすら朗読してCD化するという仕事をしていらっしゃったそうです。
発症当時、声の専門病院を受診したところ、筋弛緩剤と芍薬甘草湯を処方されました。
一年くらい様子を見て受診していたクリニックではほぼ治ったとの診断をうけたが、病気になる前の声は出せておらず、仕事で長時間喋ると首回りがひきつったように凝り固まり、声が出にくくなる症状が残りました。
そのため、患者さんから主治医にボトックス注射を依頼しましたが、ボトックスは行っていないため注射は受けられず、ボトックス注射を扱っている他の病院を受診しましたが、そこでも注射を打つほどではないとの診断で受けることは出来ませんでした。
地声で喋ろうとすると出せない音があって声が震えたりもするが、仕事の役で声を上に振ったり下に振ったりすると出せる。
そのため、ナレーションの仕事など地声を長時間使い続けるのが大変で、仕事で長時間無理をして喋ると、翌日喋れなくなったりもするそうです。
ということで、初回施術前後の発声の症状の変化です。
初回施術後に変化を確認したところ、地声で喋っても全くふるえず、違和感なくしゃべることができるように変化が出て驚いていただき、2回目の施術でご来院頂いた時にお話を伺うと。
患者さんから「かなり凹んでいます。施術効果がとてもよかったので、こんなに楽になるならなんでもっと早くに鍼灸を受けなかったんだろう。」と嬉しいコメントを頂けました♪
現在は、仕事で声を出し続けると症状が出たり、首肩に張りが出るため、月に2回くらいのペースで施術を続けております。
ボーカル・声楽だけでなく、声優さんなど声を使う職業の方も、痙攣性発声障害による声の震えや首の筋肉の過緊張による疲労など、是非ご相談下さいませ(*^^*)
2018
08Jun
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