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鍼灸で音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震えや強張る症状・管楽器演奏時の鼻抜けなど)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日はフルート奏者のフォーカルジストニア(アンブシュア・タンギングのお悩み)への鍼灸施術をご紹介させて頂きます♪
症例のフルーティストさんはプロの演奏家として活動されていらっしゃる方で、クラシックをメインに演奏しておられます。
昨年の6月位から音が変だとは感じていて、楽器を調整に出したりしたが変化がなく、9月頃からアンブシュアが集まりにくいと感じいたそうです。
フォーカルジストニア症状の発症原因はハッキリしませんが、7月下旬に夏休みをとって今までより吹く時間が短かったことと、夏休み中に重症の寝違えを発症し、その3日後に更にひどい症状が出たそうです。
症状が顕著に出るのが低音域から中音域でのタンギングですが、症例の患者さんが担当しているのはファーストのパートなので高音域を中心に吹いていたためそれほど症状が気にならず、10月頃に自分の演奏が完全に違ってきてしまっていると実感し始めたそうです。
当鍼灸院にご相談頂いたのが昨年の11月上旬ですが、その時点では中音域の音も出しづらくなっており、低音から中音域はタンギングが特に駄目で高音域のスラーだけが大丈夫な状態でした。
ということで、11月の初診時の演奏とあわせて今年3月まで2週間に1回のペースで鍼灸施術を受けて頂いた後の演奏をアップいたしましたのでご覧くださいませ♪
施術当初は吹けなくなっていたカルメンも、原曲に近いテンポで吹けるようになりました!
フルート奏者の方では、口の震えや指の巻き込みなどの症状でもご相談頂く機会が多いです。
フルート以外の楽器でも、ミュージシャンのフォーカルジストニア症状でお悩みの方は、下記URLに様々な症状の鍼灸施術での変化を掲載しておりますので、ご覧くださいませ
・音楽家の鍼灸施術メニュー
2018
25Mar
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