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練馬区の氷川台(有楽町線・副都心線)の近くで不妊症・不育症の体質改善を専門的に行っているコンチェルト針灸院の松浦聡です(*^^*)
本日は、不妊症の検査でも重要な、卵巣の予備機能の数値として計測されるAMH(アンチミュラー管ホルモン)と流産率に相関関係が示されたというフランスの論文をご紹介差し上げます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/labs/articles/28865551/
論文の内容ですが、生殖補助医療を行い妊娠する前12カ月以内のAMH値を計測したところ、AMH低値と流産率上昇は相関関係を示したとのことです。
この論文を最初に見たときは、年齢が上昇すればAMHも下がるので、染色体異常率も上昇するので当然の結果と考えておりました。
しかし、リプロダクションクリニックの北宅先生のブログにて、年齢別の流産率など詳細をご紹介頂き、加齢による染色体異常率の上昇が原因ではないことが分かりました。
ということで、北宅先生のブログより引用させて頂きます
~~~以下、引用開始~~~
この研究では、AMHを三段階に分けて比較しています。AMH低値は0.08–1.60 ng/mL、中間値は1.61–5.59 ng/mL、高値は5.60–35.00 ng/mLとしています。
年齢で区分すると、33歳未満の女性では流産率は、AMH低値群21%、中間値群16%、高値群13%で、三群間に差はありませんでした。
ところが、34-36 歳の女性ではAMH低値群33%、中間値群15%、高値群17%と、AMH低値群で他の2群より流産率が高い、37歳以上の女性ではAMH低値群35%、中間値群26%、高値群18%で、AMH低値群で高値群より流産率が高いという結果が示されています。
~~~以上、引用終了~~~
以上の結果から、年齢が高めの方で実際の年齢に対してAMHが低めの方は、早めのステップアップを考えるのもありかと思いました。
先日のブログでもご紹介しましたが、東京都でも若いうちからの妊活スタートを推奨して、新しい助成金が始まりました。
そしてこれも先日のブログで紹介しましたが、現在は妊娠率が高く流産率の低い「妊活の秋」です♪
今まで誰にも相談できずブログなどで妊活の方法を勉強している方や、病院を受診することを躊躇している方は、まずは不妊症を専門的に診ている当鍼灸院にご相談下さいませ。
貴女のご希望に沿う体質改善方法やクリニックをご紹介することも可能です!(^^)!
過去のブログは下記リンクよりご覧いただけます♪
・不妊検査等助成事業について
・妊活の秋ですよ☆
2017
14Oct
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