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鍼灸で音楽家のお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・筋肉の震え・鼻から空気が漏れるなど)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日のブログは・・・本日のブログも・・・またしてもドラマーの足のジストニアです(=゚ω゚)ノ
マイブームではございませんが、ドラマーのバスドラムのジストニア動画をブログで公開してから、ドラマーの方から多数ご相談を頂いております。
教科書的にはピアノやバイオリンのような複雑な動きを要する楽器を反復練習するほど発症しやすいとなっておりますが、個人的には「ベースやドラムのように同じ動作をひたすら繰り返すリズム隊の楽器の方がフォーカルジストニアを発症しやすい」と確信しつつある今日この頃です。
ということで、本日ご紹介する患者様は、当鍼灸院の施術を受けて頂いたプロのドラマーの方で、右足で叩くバスドラムの局所性ジストニア(focal dystonia)の患者さんです。
これまでに紹介した患者さんと違う点としては、focal dystoniaの患者さんは大半が病歴が長いのですが、この患者さんは病歴が短めで、最初にフォーカルジストニアの症状が出たのは昨年の7月でした。
ジストニアの症状が出た後で腰痛が出て、腰痛を治療院で治したら局所性ジストニアの症状も治っていたので安心していたそうですが、昨年末に腰痛を発症するでもなくバスドラムを叩く右足にフォーカルジストニアの症状が再発してしまったそうです。
*施術後の演奏は1:15から始まります♪
後半の動画は3回目の施術前の演奏ですが、実際は初回の施術後も演奏のしやすさは実感されておりました。
しかし、初回施術後から2回目の施術までにライブが続き、少しずつ足を動かしづらくなると感じていました。
そして、2回目の施術を行った後で連日ライブを行っても症状が出なくなったと3回目の施術前にご報告いただきました。
フォーカルジストニアの治療では、外科的な脳の手術・ボトックス注射・向精神薬などが病院では行われております。
しかし、侵襲度が高く副作用もあるので、まずは鍼灸で症状が軽減するかどうか受けてみることをお勧めいたします。
過去にブログでアップしたドラマーの右足(バスドラム)の症例は、こちらをご覧くださいませ(*^^*)
・フォーカルジストニアの鍼灸症例(バスドラム)
・ドラマーのフォーカルジストニア(右足バスドラム)
2017
09Mar
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