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都営大江戸線の練馬春日町・豊島園の近くで不妊症・不育症の体質改善、逆子のお灸、産後の骨盤矯正、婦人科疾患に対して鍼灸施術にてお悩み解消のお手伝いを行っているコンチェルト鍼灸院の院長 松浦聡です
本日は、当院の患者さんからも頻繁にご質問いただく「妊娠高血圧症候群」に関して、簡単にですがご説明させて頂きます。
妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)は、妊娠してから尿たんぱく・高血圧のどちらか若しくは二つ共に当てはまる方が該当します。
*妊娠前からその症状がある場合はカウントしませんが、妊娠高血圧症候群を発症するリスクは高くなると考えます。また、以前は尿たんぱく・高血圧以外に浮腫みも含まれておりましたが、妊婦さんは腹部で静脈が圧迫されるためむくみやすいので、現在は除外されております。
続いて、高血圧の定義は下記のとおりです。
妊娠中の高血圧とは最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上のことをいいます。
妊娠中はお腹の赤ちゃんに栄養を送るため妊娠前と比べて血圧が少し高めになります。
尿たんぱくの定義は下記の通りです。
15mg/dl以下(~)、15~30mg/dl(±)で陰性、30mg/dl以上(+)出ていると陽性となります。
妊娠中毒症のときには腎臓の機能が低下するため、腎臓でのろ過機能が低下してタンパクが漏れやすくなります。
そして、妊娠高血圧症候群になりやすいのは、下記に該当する方です。
・太り気味の方
・35才以上の高年齢初産と15才以下の若年出産
・初産婦、過去に妊娠中毒症だった人
・糖尿病・腎臓病・高血圧が当てはまる方
・睡眠不足気味の方や仕事がハードでストレスを貯め込んでいる方。
更に続いて、予防方法がこちら♪
・ストレス対策を行う。
・肥満対策として食生活の改善。
・自律神経バランスを整え、肥満を解消するために軽めの運動。
妊活中の方・妊娠中の方にとっては当然のことなので書くまでもないのですが、タバコを吸うなんてことは論外ですからね(--〆)
2016
16Jul
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