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鍼灸でミュージシャンのお悩み解消(フォーカルジストニア・局所性ジストニア・腱鞘炎・演奏時の姿勢改善など)のお手伝いを行っている練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です。
本日は音楽家の患者さん(バイオリニスト)に鍼灸施術を行いましたので、動画も使って鍼灸の効果などご紹介いたします。
症例の患者さんはプロのバイオリニストさんですが、お悩みの症状はバイオリンを弾くときに生じる左前腕の痛みで、特に痛みが強く出るのが和音を弾いた時でした。
鍼灸施術前の動画がこちらです♪
このような患者さんへの鍼灸施術方法ですが、最初に行うのは痛みを抑えるための鎮痛を真っ先に行います。
そして、痛みが治まってからは局所性ジストニアの患者さんとも同じですが、演奏のフォームの改善も重要になってきます。
この患者さんのバイオリンの演奏方法は、肩甲上腕関節より遠位(一般的に肩関節と認識されている、肩甲骨と上腕骨の関節よりも腕側)のみを使って演奏されていらっしゃいましたが、肩甲骨や鎖骨をロックしないよう肩甲骨周りの筋肉の緊張を緩めることで、無理な動きを強要していた前腕の筋肉の負担が減り、腕の筋肉を痛めにくい演奏方法につながりました。
つづいて、こちらが鍼灸施術後の動画です。
患者さん本人も仰られておりますが、痛みはなくなり、演奏しやすくなったとのことです(*´▽`*)
2016
04Jul
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