練馬区練馬春日町(都営大江戸線)にて、フォーカルジストニア・腱鞘炎・演奏技術向上など音楽家のお悩みに対して鍼灸でお手伝いしているコンチェルト鍼灸院の松浦聡です。
本日はトロンボーン奏者のフォーカルジストニアへの施術効果を動画にてご紹介いたします。
患者さんは40代の男性で、吹奏楽団や金管アンサンブルにて趣味で演奏されていらっしゃる方です。
お悩みの症状としては、アンブシュアのフォーカルジストニアにより、スムーズに出ていた高音域(基準のC音より上の音)が出しづらいことと、楽器を吹いた翌日から二日後にかけて左肩から左上肢全体に痛みが出ることでした。
トロンボーン以外にはリコーダー(ソプラノリコーダーからバスリコーダーまで)も演奏されるのですが、リコーダーは1時間くらい練習しても翌日の痛みは出ません。
上述の内容より、アンブシュアのフォーカルジストニアにより、肩周りの筋肉に無理な力が入り、マウスピースを口に押し付けるようになったため、この肩から上肢の痛みを生じるようになったと思われます。
現在まで、週一ペースで鍼灸を始めて3か月ほどですが、症状はかなり改善してきましたので動画をアップさせて頂きました。
まずは鍼灸を始めたころの演奏がこちらです。
続いて、鍼灸を3か月続けた後の演奏がこちらです。
ここ一カ月ほどは演奏する恐怖感が減り、アンブシュアに集中する必要がなくなったので、音色に気を配れるようになり音も良くなったとお喜び頂けております。
音楽家のフォーカルジストニアでお悩みの方で、これまでに鍼灸や服薬など様々な治療を試しても効果がなかった方でも当鍼灸院の施術を受けて改善された方は多数いらっしゃいます。
フォーカルジストニアは放置しても改善しませんし、時間が解決する症状ではございませんので当院にご相談下さい。
2016
11May
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