本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
練馬区氷川台(副都心線・有楽町線)で不妊鍼灸(不妊症の体質改善)・逆子のお灸・産後の骨盤矯正など専門的に行っているコンチェルト針灸院です(*^^*)
本日のブログは先日のブログに引き続き「つわり」についてですが、つわりの原因に対する新しい考え方をご紹介したいと思います。
その新しい考え方ですが、「胎児を守るために悪阻を起こし、あえて食べられない状態にしている」という考えです。
胎児の脳は、脳にアルコールや毒性の物質が入らないようにする、血液脳関門という防御機能が未発達な状態です。
そのため、胎児の脳は血液中の様々な物質の影響を受けやすい状態なのですが、糖分などは栄養であると同時に細胞にとっては毒にもなります。
つまり、胎児の脳を糖化・酸化のストレスから守るため、つわりの症状を引き起こすことにより妊娠初期に食べられない状態を作り、血糖値を上げない(つまり糖化をさせない)仕組みが働いているのではないかという考え方です。
糖尿病の方は、血糖管理をしっかり行わないと胎児奇形が起きるリスクが上がるのですが、インスリン抵抗性による流産が、どのような作用機序で起きるのかは不明です。
妊娠糖尿病に対して、外国ではグリコランが妊娠中に使用されていますが、メトホルミン(グリコラン、メデット、メトグルコなど)は日本では、妊娠中は禁忌であると記載されているため、移植後や妊娠判定後に中止の指示が出ることが少なくないそうです。
まずは、
これから妊活を始める方で、ご家族が糖尿病を患っている方や過体重気味の方は普段の食生活や運動で糖尿病を予防するよう気を付けましょう!
2016
27Feb
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