いつもブログをご覧下さってありがとうございます\(-o-)/
「練馬区・板橋区の鍼灸院ならコンチェルト鍼灸院」の松浦聡です。
前回のブログの続編として避妊に関してお話しさせていただきます。
当院では不妊鍼灸(不妊症・不育症の体質改善)を行い、子宝を望むご夫婦のお手伝いをさせて頂いておりますが、年間の中絶件数300,000件を数字で見ると正直心苦しいです。
望まない妊娠による仕方のない中絶も含まれておりますが、避妊する苦労と中絶する苦労は比べるまでもないことなので、小学校から中学校での教育でもう少し中絶件数が減少・改善されることを願います。
さて、避妊の方法として挙げられるコンドームやピル(経口避妊薬)に関して。
コンドームに関して調べてみましたが、起源は紀元前3000年頃で身分や地位を表す装飾などとしてですが、性病の感染予防として用いられ始めたのは1564年で、避妊具として普及し始めたのは1950年代ごろのようです。
続いてピルに関してですが、日本での避妊用の低用量ピルの普及は1999年からで、月経困難症の治療薬としては2008年から認可されております。
比較的副作用の少ない低用量ピルではありますが、乳癌リスクの増加や血栓リスクの増加などが挙げられます。
避妊用のピルとは用法も作用も異なりますが、2011年からはモーニングアフターピル(緊急避妊薬)も認可されております。
モーニングアフターピルの作用機序は排卵前であれば排卵の抑制に働き、排卵後であれば黄体機能を抑制することで避妊をはかります。
なんにせよ、不妊症で子宝を望む方にこそ子供を預けて欲しいと切に願います。
2015
30Nov
この記事へのトラックバックはありません。