本日は、花の女王とも呼ばれ、アロマとしてもよく使われるローズについてお話させていただきます。
ハーブティーやハーバルバス・エッセンシャルオイルなどでも使われるローズは、バラの花弁部分を使います。
クレオパトラやジョゼフィーヌ(ナポレオンの奥様)などの歴史上の人物にも愛されるほど、香り高く魅力のある花です。
ローズの効能としては、香りによる抗酸化作用での肌質の改善や鎮静作用によるホルモンバランスの調整など、女性にとって嬉しい効能が盛りだくさんです(*^_^*)
クレオパトラがお風呂にバラを浮かべていた話は有名ですが、経験的に美肌効果を実感されていたのだと思います。
東洋医学的にはオ血(オはヤマイダレに於)にも効果が有るとされております。
ちなみに、オ血とは体内の汚れた血液のことで、生じる原因としては、下記のような原因が挙げられます。
・気滞血オ;(ストレスで体の気が巡らないことで血の巡りが悪くなることで生じる)
・気虚血オ;(血液を運ぶエネルギーの気が足りないため、血が巡りにくくて生じる)
・寒凝血オ;(冷えが原因で、血管が収縮して血が流れにくくなり生じる)
・血熱血オ;(体の中に熱がこもり、体の陰分(血や水分)が焼かれて生じる)
オ血によって生じる婦人科疾患としては、生理痛・月経不順・子宮内膜症・子宮筋腫・チョコレート嚢腫・冷え性など、刺すような痛みを生じるのがオ血の特徴です。
私の考察としては、血オにも直接効果が有りますが、ローズの作用による鎮静・鎮痙・抗うつ作用より、特に気滞による血オに効果が有ると考えております。
ハーブティーとしては、ローズ単品でももちろんかまいませんが、カモミールやハイビスカス・ローズヒップなどとブレンドするとまた違った味を楽しめるとともに、体調を整えるのにも効果的です(‘-^*)/
2014
10Nov
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