本日は当院の不妊鍼灸(不妊症・不育症の体質改善)の特徴でもある【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】関連のお話しをさせて頂きます。
当院では、不妊症の方で体外受精される方には、移植の前日に【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】を行っております。
これはアメリカの生殖医療雑誌(Fertility and Sterility)にて報告された研究データを基に、妊娠率・着床率・生産率の改善を目的に行っております。(データに関しては過去のブログで詳しく書いているのでTEASの詳細はそちらをご覧ください。)
・不妊症の鍼灸施術【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】
この研究報告は体外受精におけるデータですが、体外受精以外(人工授精・タイミング法)でも有効だと、臨床を通して実感しているので症例を報告させて頂きます。
一人は30代後半の二人目不妊の女性ですが、断乳後1年ほどタイミング法を試みるが妊娠に至らず当鍼灸院を受診頂きました。
週一ペースで4回ほどの鍼灸施術を受けて頂き、4回目は排卵予定日に合わせてタイミングを取るであろう日にTEASを行ったところ、無事に陽性反応が出て現在も妊娠継続中です。
この症例だけだと偶然とも捉えられますが、説明がちょっと長くなるので、次回のブログでもう一つの症例を報告するとともに、何をもって有効と考えているかをご報告いたします
2015
14Jul
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