本日もブログをご覧いただきありがとうございます♪
本日は癌患者さんに対する抗がん剤治療の補助的な鍼灸治療方法がニュースになっておりましたので報告いたします。
出典元はヘルスプレスというサイトで題名はこちらです。「抗がん剤治療で激減した白血球数を鍼灸で回復、治療継続が可能に」
ヘルスプレスの記事に書かれた「扶正五要穴(ふせいごようけつ)」というツボですが、ツボの名前ではありません。
恐らく、各経絡に属する5要穴(原穴・郄穴・絡穴・募穴・兪穴)という重要なツボから、反応が弱くなっているツボを選択、もしくは全てのツボに補うような刺激を与えるのだと思います。
当院の過去のブログでもご紹介いたしましたが、私自身は癌を鍼灸で治すことは出来ないと考えておりますが、癌による愁訴や癌への抗がん剤治療による副作用への鍼灸施術はいろいろと対応することが可能です。
過去のブログはこちら
・抗がん剤の副作用に対する鍼灸施術(症例報告)
・患者さんのインタビュー(訪問鍼灸)
痛みを抑えるだけでも鍼灸治療の価値はあると思いますし、抗癌剤の副作用で現れる耳鳴りや口内炎の症状を軽減することや、減少した白血球数を増やすことも鍼灸は効果があると考えております。
最近のニュースでは俳優の今井雅之さんも大腸がんでお亡くなりになりました。記者会見では「痛みで夜も眠れない」と仰られていましたが、鍼灸で疼痛を和らげることができたのではと思うと残念です。
2015
11Jul
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