本日は、ぎっくり腰の患者さん宅に出張施術に伺ったので症例報告を行います。
患者さんは20代の女性で、ギックリ腰のきっかけは「座った状態から立ち上がろうとしたらピキッと腰にきて動けなくなった」とご家族よりお電話いただきました。
ご自宅に出張して診させて頂くと、腰の筋肉に若干の緊張はあるものの腰の筋肉の圧痛や関節痛はない!
仙腸関節の痛みもなく、臀部の筋肉の状態を確認すると、腰痛の原因はここだと判明Σ(・ω・ノ)ノ!
下肢全体の状態を確認すると、足の血流が悪くふくらはぎがカチカチになり血行障害を起こしておりました。
恐らく原因はハイヒールと運動不足&冷えにより、ふくらはぎの状態が悪くなったため、臀部の筋肉の負担が増えて少しずつ硬く柔軟性が乏しくなり、限界を超えて・・・ぎっくり腰を発症したと推測されます。
往診した際にはソファーにうつむせで寝て、全く動けない状態だったので、まずは手足のツボなどに鍼をして起き上がれる状態にしました。
ちなみに、使用したツボは合谷・太衝の四関穴などですが、ツボの圧痛などを確認して鍼を行っています(*゚ー゚*)
とりあえず、動けない状態を改善して、座位(座った状態)に持っていき、そこからは鍼を刺して刺激を与えながら動けなかった動作を行っていただく「運動鍼」という方法を行い、歩ける状態にして治療終了(-。-;)
翌日、もう一度往診すると・・・前日よりもだいぶ良くなり、歩けるところまで改善しておりました\(^_^)/
そのような状態から、二度目の鍼灸をしたところ・・・体を前かがみにしたり、後ろに反らしたりする可動域も改善され、足踏みも不安感無くできるところまで持っていき、治療終了。
これからは、ぎっくり腰にならない体造りを一緒に頑張りましょうね~♪
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練馬のコンチェルト鍼灸院 松浦聡のブログです。
歩行が困難な患者さんや、ぎっくり腰など急性の症状で動けない患者さんには出張での施術も承っております。
電車でお越しの場合、有楽町線(副都心線)の平和台・氷川台から徒歩でもお越しいただける距離です。都営大江戸線の練馬春日町・練馬・
豊島園からだと距離がありますが、運動がてらお越しくださいませ(@^^)/~~~
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2015
18May
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