食事で妊活シリーズとして、玄米・蕎麦と書きましたので、続いて主食で食べる頻度の高いパンについて書かせて頂きたいと思います。
まず、パンの原材料である小麦ですが、一般的には妊活するうえで否定的な意見が多く聞こえてきますが、しっかりと選んで食べれば問題なくメニューに取り入れられますし、ストイックに玄米だけ食べ続けるのは精神衛生上よくないので、パン食の中でのbetterをご紹介したいと思います・・・私もパン好きですし(〃∇〃)
まずは普通の白い食パンが問題視される理由ですが、スーパーやコンビニで売られている白い食パンは、食物繊維やビタミン・ミネラルが豊富な小麦ふすま(小麦の皮)や胚芽が取り除かれて炭水化物の塊と化しており、先日ブログに書いたGI(グリセミックインデックス)が高く、インスリンスパイクを引き起こす食品と言うことが挙げられます。
それだけでなく、かなり多めに塩(精製された塩化ナトリウム)を使っていたり、マーガリン・ショートニングなどのトランス脂肪酸が含まれていたり、山○パンのラン○パックなどでは臭素酸カリウムという発がん性があるため世界中で使用が禁止されている添加物が使われているなどなど、枚挙に暇がありませんヽ(;´ω`)ノ
現在は臭素酸カリウムの表記は消えているようですが、添加されているが表示されていないだけと言う説もネットで検索すると見られますね・・・私はもともとラン○パックとか食べないので、味や品質の変化など分かりませんm(__)m
それでは、健康的にパンを食べるにはどうすれば良いかということをご説明すると、まずは簡単な方法としては、白いパンではなく全粒粉やライ麦パンを選ぶことが挙げられます。
後者は栄養価が高く、精製されていないのでGIも低くインスリンの過剰な分泌を抑えることも可能です。
毎日パンを食べたいという方は、基本的に全粒粉やライ麦パンを食べるようにして、「惣菜パンや菓子パンは自分へのご褒美に」なんてスタンスは如何でしょうか(*^^*)
全粒粉やライ麦パンとはいっても、保存料や添加物が入ったコンビニやスーパーのパンではなく、原料などにこだわっていて信用できるパン屋さんで全粒粉やライ麦パンを買いましょうね♪
更に、健康的なパンの食べ方ということで、パンにジャムやバター・マーガリンを付けている方は、ピーナッツバターやオリーブオイルなどをつけることで、多価不飽和脂肪酸(オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸)を摂ることを心がけることで、排卵障害による不妊症の改善につながると統計データが出ており、糖質を過剰にとると肥満によるPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)などのリスクも上がります。
脂肪分・タンパク質の摂り方などに関しては、過去のブログをご参照ください
・不妊症の体質改善(脂肪分の摂り方)
・不妊症の体質改善(たんぱく質の摂り方)
・玄米食で妊活しましょう♪(不妊症対策)
更に更に、健康にパンを食べたい方でしたら、ホームベーカリーで自宅でパンを焼くことで保存料や精製塩などのリスクも減らせます。
我が家でも5~6000円位で購入したホームベーカリーを使用してますが、おいしいパンを食べられてます!(^^)!
ご近所に良いパン屋さんがない環境でしたら、これが一番良いですね(*^▽^*)
も一つおまけに、小麦粉に関してですが、海外から輸入される小麦には輸送の際にカビたりしないようにポストハーベストといって収穫してから農薬を散布しております。
日本ではポストハーベストは禁止されておりますが、海外から輸入する際にポストハーベストされた農薬は添加物として扱われるのでOKだそうですヾ(。`Д´。)ノ
残留農薬は基準値内だから問題ないと謳っておりますが、ポストハーベストで散布する農薬には催奇形性や発がん性のリスクも有るとされておりますので、あえて輸入したものを買う必要はないかと考えております。
ということで、お勧めのパン食を纏めると。
・お店でパンを買うなら、信用できるパン屋さんで全粒粉かライ麦パンがbetter
・パンに塗るのはピーナッツバターやオリーブオイルなど植物性の脂肪分。マーガリンは避けましょう!
・自宅でホームベーカリーで焼く
・国産の小麦粉を選ぶ
不妊症の方だけでなく、ブログをご覧いただいた方で当院の近所(練馬区・板橋区・杉並区あたり)でお勧めのパン屋さんがございましたら是非ご紹介ください
2015
27Apr
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