○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
練馬区早宮のコンチェルトはりきゅう院、院長の松浦聡です(‐^▽^‐)
東洋医学と西洋医学を併用して、音楽家の皆様の身体のお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。
当院には電子ピアノを備えておりますので、ピアニストの方のジストニアなどの症状も症状を細かくチェックして、施術を行うことが可能です。他の楽器で持ち運びが可能でしたらご持参いただけると施術効果も上げやすくなります。
有楽町線の平和台や氷川台から徒歩でお越しいただけますので、お悩みの症状など御座いましたらご相談ください<m(__)m>
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
本日は腱鞘炎についてお話しいたします。
まずは腱鞘炎の説明ですが、まず腱とは筋肉が骨に付着するところの結合組織で、腱鞘とは腱を鞘やパイプのように包み、腱に摩擦が生じにくくする働きを行っております。
そして、腱鞘炎は使いすぎることによって腱と腱鞘の間に起きた炎症のことを呼びます。
ピアノなど指を使った楽器の練習は巧緻動作の反復練習となるため腱鞘炎の発症リスクは高くなります。
それでは腱鞘炎を起こしにくくする予防方法ですが、まずは正しい姿勢と無理のない筋肉の使い方を意識することが重要となります。
ピアノでは、指で弾くのでどうしても指を強く意識してしまいますが、上手なプロの演奏を見ると、身体全体を使うことで指の筋肉の負担を抑えていることが見てとれます。
他には、痛みが出たらすぐに練習を控えて、炎症を抑えるためにアイシングをしたり鍼灸施術などを受けることをお勧めいたします。また、普段から腕の筋肉をストレッチしたりして、筋肉に疲労が蓄積して、硬くなってしまわないようにケアすることも重要です。
普段からケアを行っていても腱鞘炎を発症してしまったら、早めのケアが何よりも大切です。
鍼灸施術での方法としては、前腕(肘より先の腕)の筋肉の過緊張を緩めて、症状の出ている指の炎症を散らすような施術を行います。
当然、上腕や肩甲間部、頸部の状態が悪くなることで発症することもあるので、全身的に検査と施術を行う必要が御座います。
治るまでの施術回数については、腱鞘炎の重症度や患者さんの条件(プロなのか学生なのか、演奏会を控えていてその日までに治したい等)にもよるので一概には言えませんが、軽傷であれば1~3回の施術で気にならない位まで回復される方もいらっしゃいます。
まずは、発症しないことが一番なので、無理な態勢や指使いで弾いていないか、無理に速く弾こうとしていないかなどチェックしていただき、無理なく弾けるように調整していくことをお勧めいたします(^.^)/~~~
2014
22Dec
この記事へのトラックバックはありません。