本日は小児への鍼灸施術についてご紹介いたします。
当院での子供への鍼灸(小児鍼)では、基本的に刺さない鍼と火傷をしないお灸を用いておりますので、子供が火傷したり痛い思いをするのではないかと心配される親御さんもご安心ください(*^_^*)
子供への鍼灸ですが、依頼を受ける頻度が高いのが夜泣き・夜尿症・疳の虫(かんの虫、疳癪や疳が強い)・アトピー・喘息・下痢・便秘・食欲不振・風邪をひきやすいなどの症状です。
今回ご紹介する患者さんは6歳の男の子で、お悩みの症状は顔のチックと梅核気(エヘン虫)です。
梅核気は東洋医学的に考えると、気の巡りが滞る「気滞」と、身体の水分代謝がうまくいかずに水分が過剰になる「痰湿」という症状が合わさって生じると考えられているため、ストレスが強いかたや、ビールなど身体に余分な水分を貯めやすい飲食物を過剰に摂取される方に現れやすい症状です。
チックの症状もストレス等で肝の機能が失調すると生じやすいので、肝鬱気滞をメインに施術を行いました。
患者さんですが、実はうちの長男です(--〆)
息子のストレスの原因は何なのかドキドキしつつ話を聞いてみたところ・・・幼稚園をもうすぐ卒園して小学校に行くことで大好きな友達と別の小学校になるのがストレスだったようで、夫婦そろって自分が原因ではなかったという結果にホット致しました((+_+))
さてさて、そんなわけで鍼灸を息子に行ったのですが、梅核気の症状は一度の施術でほぼ消失致しました!!!
お灸が終わった直後に3回ほど痰が絡んだような咳をして、その後は丸一日まったくでませんでした。
チックは食事のときに少し出ていますが、頻度は少し減っております。
息子はお灸が気に入ったようなので、健康に育ってくれるよう暫くはお灸を続けようと思ってます。
ご家庭で出来ることとしては、スキンシップを増やして、背中をさすってあげたりするのがリスクもなくお勧めです(@^^)/~~~
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当院では東洋医学と西洋医学を併用した鍼灸施術で、腰痛や肩こりだけでなく不妊症の鍼灸など体質を改善するお手伝いもしております。
体外受精・人工授精の前後で経皮的経穴通電刺激法(TEAS)を受けて頂くことで妊娠率が大幅に向上するとの統計が報告されておりますので、タイミング法での妊娠をご希望の方だけでなく、高度生殖医療での妊娠率を上げるための不妊鍼灸をご希望の方も遠慮なくご相談ください(*^_^*)(詳しくは過去のブログをご一読ください→不妊症の鍼灸施術【経皮的経穴通電刺激法(TEAS)】
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