2015
15Jan

不妊症の鍼灸施術研究②

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練馬区早宮のコンチェルトはりきゅう院、院長の松浦聡です（‐＾▽＾‐）
東洋医学と西洋医学を併用した鍼灸施術で、身体のお悩みだけでなく精神疾患（うつ病、統合失調症など）の改善のお手伝いもしております。
有楽町線の平和台、氷川台から徒歩でもお越しいただけますので、お悩みの症状など御座いましたらご相談ください<m(__)m>
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本日は、先日に引き続き不妊症の鍼灸施術研究データについて、お話しさせていただきます。
前回お話しした内容と同じく、「胚移植の前後に鍼治療をすることで妊娠率に変化があるか」がテーマですが、結論から申し上げると妊娠率が顕著にあがります。
以下、生殖医療専門医のブログより引用。
２７３名の患者を３つのグループに分けて調査しています。
①移植の前後にそれぞれ２５分間鍼治療を受ける人たち８７名
②移植の前後にそれぞれ２５分間鍼治療を受け、さらに移植後２日目に再度２５分間の鍼治療を受ける人たち９５名
③コントロール群９１名（鍼灸施術を受けていないグループ）
①②③で妊娠率を比較検討しています。
結果は
①の人たちの妊娠率が39%
②の人たちの妊娠率は36%
③の人たちの妊娠率は24%
 
移植前後に鍼治療をした①②の群において有意に妊娠率が高い事がわかります。
しかし移植後２日目に追加で鍼治療しても妊娠率には変化が無いこともわかります。
 
つまりこの２つの報告により科学的根拠に裏付けられている事になります。
 
以上が、ブログに記載されていた内容となります。
 
個人的には、
①移植前だけ施術を受けるグループ
②移植後だけ施術を受けるグループ
③移植の前後両方とも施術を受けるグループ
にわけてデータを取っていただけたらな～とは思いますが、この統計調査からも胚移植の前後両方ともに鍼灸を受けることをお勧めしております(*^_^*)
病院にもよりますが、採卵して移植すると５０～６０万円くらいかかってしまいますが、移植の前後で鍼灸施術を受けることで１５％も妊娠率が高くなるんですからね～Σ(ﾟдﾟ;)
 
更に加えると、移植の前後だけ鍼灸施術を受けるよりは普段から受けておいて、体調を整えることが理想的だと思います。
その理由としては、鍼灸施術を普段から受けることで体調やホルモンバランスが整うことと、鍼灸の刺激に慣れておくことでリラックス効果もより高めることが可能となるためです。
 
子宝を授かりたいご夫婦が一日も早くわが子をその手に抱けるようお祈り申し上げます。

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