○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
練馬区早宮のコンチェルトはりきゅう院、院長の松浦聡です(‐^▽^‐)
東洋医学と西洋医学を併用して、身体のお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。
各種健康保険も取り扱っており、歩行が困難なご高齢者の方でしたら、1施術/500円程度で往診が可能です(負担率が1割の方の参考料金です)
往診範囲は練馬区だけでなく杉並区や板橋区などでも往診しておりますので、ご自宅や老人ホームへの往診など遠慮なくご相談ください<m(__)m>
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
練馬区早宮のコンチェルトはりきゅう院、院長の松浦聡です(‐^▽^‐)
東洋医学と西洋医学を併用して、身体のお悩みを解決するお手伝いをさせて頂きます。
各種健康保険も取り扱っており、歩行が困難なご高齢者の方でしたら、1施術/500円程度で往診が可能です(負担率が1割の方の参考料金です)
往診範囲は練馬区だけでなく杉並区や板橋区などでも往診しておりますので、ご自宅や老人ホームへの往診など遠慮なくご相談ください<m(__)m>
○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
本日はパーキンソン病(パーキンソン症候群)の鍼灸施術をご紹介いたします。
まずパーキンソン病の説明ですが、中脳の黒質という部分で作られるドーパミンが不足し、相対的にアセチルコリンが増加することで発症する神経変性疾患の一つです。
発病の危険因子は加齢で60~70代位の高齢になるほど発症しやすくなります。(男女での発病率の差は研究によりまちまちです。)
パーキンソン病による症状は、下記の症状です。
・安静時震戦=手を使わずに安静にしているときに震えが生じます。
・筋固縮=筋肉が固く緊張する。
・無動、寡動=動作の開始が困難になる「すくみ足(歩行において一歩目の足が出づらいなど)」や、顔の表情が乏しくなる「仮面様顔貌」などの症状。
・姿勢保持反射障害=バランスを崩したときに姿勢を保持できなくなる。
・自律神経症状=便秘や発汗過多、起立性低血圧など
また、パーキンソン病を患うことで発症リスクが高まるのが、うつ病や認知症です。
これは、パーキンソン病という神経変性だけが原因ではなく、日常生活に制限が生じて他者との交流や活動が減ったり、病気になる前のような動きが出来なくなることによるストレスも影響していると考えられます。
これまでに診させていただいた患者さんの傾向としても、肝鬱タイプ(ストレスにより肝の気が滞っている)が多く、肝風内動による震えや消化器症状が現れていることが多いです。中医学的な施術方法としては、太衝のような肝経の気を巡らすツボや、内関、公孫など消化器症状に効果のあるツボなどを患者さんの体の反応を見ながら組み合わせて使うことで、お悩みの症状が軽減致します。
ご高齢の方への鍼灸施術で一番大切なことは、転倒を予防する取り組みとなります。
パーキンソン病が進行すると、固縮により関節運動もスムーズに行えなくなり、姿勢保持反射障害などの症状とも組み合わさり転倒のリスクが非常に高くなります。また、前傾姿勢が強くなると、腰の筋肉の負担が増えて慢性的な腰痛を患う方も多く診られます。
そのため、当院では腰部から下肢の筋緊張を緩和する施術を行い腰痛や関節運動の状態を改善するとともに、患者様の状態に合わせて歩行訓練も併せて行っております。
歩行訓練の方法は患者様の置かれた生活環境や身体能力にもよりますが、歩幅の目印となる線を引いたりメトロノームを使うこともあります。
日常生活中に転倒して骨折などしてしまうと患者様ご自身も辛く、ご家族の介護の負担も増えてしまいますので、早めに症状などご相談ください。
この記事へのトラックバックはありません。