本日は、妊娠する確率を上げる、お金のかからない日常生活の注意点をお話しいたします(^_^)
まずは、食事の炭水化物についてですが、炭水化物は誰もが大好きな糖分(ケーキ、クッキー、ジュースなど)だけでなく、ごはん・パン・パスタなどの主食や、イモ類・穀類・豆類・海藻類・キノコ類なども炭水化物に属します。
最近は炭水化物抜きダイエットなど流行っており、炭水化物=悪者といったイメージがついてしまってますよね(*´Д`)
では、炭水化物が本当に身体にとって有害かと言うと、単糖類・少糖類といった分子量の小さい糖質は急激に血糖値を上げるため、基本的に有害と考えます。
なぜ急激に血糖値を上げるから有害かと言うと、急激に血糖値があがると膵臓からインスリンが分泌されて血糖値を一定に保とうとします。しかし、インスリンが大量に分泌されてしまうと、その結果として血糖値がまた急激に下がり、空腹を感じて再び食べるという悪循環が続きます。
血糖値の上下動を繰り返すことでインスリンの効きが悪くなるため、膵臓が更にインスリンを分泌し続ける結果、インスリンと結合しやすいホルモンのテストステロンが血中で増えることになります。
大量のテストステロンは排卵の障害にもつながり、インスリンの効きが悪くなることで2型糖尿病を引き起こす原因にもなります。
その結果として、ホルモン分泌異常が引き起こすPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を発症し、排卵障害の原因となり不妊症のリスクを引き上げてしまうのです。
続きまして、有益な炭水化物としては、多糖類・食物繊維といった単糖類が繋がったもの、つまり穀類・イモ類・キノコ類・豆類などは体にとって有益な炭水化物となります。
これらの食材を食事に多く取り入れると、血糖値の急激な上昇を抑え、インスリンの過剰な分泌を抑えることが可能となります。
普段食べている白いごはんや食パンを玄米や全粒粉のパンに変えることで良質な炭水化物を摂ることにつながり、栄養価も高くなりますので妊娠率が高くなることも期待できます。
バランスの良い食事と併せた適度な運動こそが、見た目だけでなく内臓から健康になり妊娠率を高める確実な方法となりますので、ご出産を希望される方は日常生活で改善できる点を少しずつ改善していきましょう(#^.^#)
2015
29Jan
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