練馬区のコンチェルト鍼灸院 院長の松浦聡です
本日は、当院の患者さんから頂いたご質問へのお答えについて書かせていただきます。
ご質問の内容は、
「着床後の妊娠初期は鍼灸施術を受けた方が流産の確率は低いでしょうか。」
これに対する私のお答えは
「妊婦さんに対して強い刺激の鍼灸施術を行わなければ、基本的に鍼灸が原因で流産することはないと考えておりますが、鍼灸を受けることで稽留流産・科学流産を100%避けられるわけではありません。鍼灸施術を受けるのが好きな方、もしくは受けると心も身体も楽になる方は受けた方が良いと考えております。ただし、妊娠初期の症状として悪阻(つわり)などが現れたかたは、早めに受診して下さい。」とお答えしております。
*妊娠初期には刺激の強いツボは禁鍼穴と言って、鍼を刺すことを禁じられているツボもあります。
鍼灸院によっては妊娠初期からの鍼灸施術を積極的に受けることをお勧めしておりますが、情報が氾濫している現代社会では、妊娠初期に鍼をすると流産するといった情報を耳にすることもあるかと思います。
そのような情報が耳に入った際に不安に感じてしまうような方でしたら妊娠初期の針灸は避けた方が良いと考えております。
逆に、鍼灸施術を受けたほうが流産率が低いという情報を耳にして、「針灸を受けたことがないけど受けないと流産しちゃうのでは?」と不安に思われている方は・・・信頼できる鍼灸院を受診された方が良いかと思います。
基本的には普段から施術を受けていた鍼灸院がお勧めで、妊娠前は鍼灸施術を受けていなかった方でしたら、妊娠初期の方への安産のお灸などを行っている所を探してご相談してみると良いと思います。
当院では板橋区や杉並区など練馬区以外の近隣の区や埼玉県の方からもご来院頂いております。
駐車場もございますので、ご近所で見つからなければ一度ご相談ください♪
2015
23Mar