まいど!
コンチェルト鍼灸院の松浦聡です。
前回に引き続き登山ブログですが、今回は富士山になります♪
前回のブログは下記タイトルをクリックすると見られますので、もしまだ見てない方でお時間がある方はどうぞ!
さて、2024年から山梨県側は入山規制と共に有料化(2000円)が始まりました。
静岡側からの3つのルートだと入山料2000円はかからないのですが、登山道に山小屋が多くある山梨ルートが一番登りやすそうなので、弾丸登山での渋滞や、山小屋の前で騒ぐ外国人など減ってくれることを願いつつ、山梨の吉田ルートに決めました。
昨年から今年の夏に富士山に登ろうと決めていたので、山小屋の口コミなどの情報をリサーチして、6月上旬からの予約受付開始を待ちつつ、子供たちのスケジュールが固まるのを待っておりました。
そして、6月中旬にほぼ家族のスケジュールが出そろい、予約を取ろうとしたら・・・予定していた山小屋数件は予約が埋まっていてキャンセル待ち状態(゚Д゚;)
今年いけなくなって、来年また身体づくりからのリスタートは絶対に避けたいと思い調べると、旅行会社のツアーはどこも予約ガラガラ。
かなり割高にはなりましたが、登山用具のレンタルと登山口までの高速バスなども一緒に予約ができるのは、少しだけメリットですかね(;´д`)
さて、気を取り直して。
まずは日程ですが、渋滞をさけるために週末は避けて、8月4日㈰に山小屋に宿泊して、5日㈪朝に山頂でご来光を拝むスケジュールにしました。
日程が決まり、予約を取った所で、富士山に登るうえで心配だったのが下記の3項目。
①体力の不足
②高山病
③低体温症
①体力の不足について参考まで、私自身は昨年10月に縄文杉を登り終えてからも、陣馬山から高尾山縦走や大岳山から御岳山などなど、奥多摩方面や埼玉の山を昨年秋から今年の夏にかけて7~8回は登っています。
次男は中学校で野球部に所属しており、部活でもそれなりに走ったり筋トレしたりしています。
問題は中学では吹奏楽部で、高校に入っても文化系部活を続けている長男。
運動をあまりしない上に、とにかくよく食べる・・・。
心配なので、とりあえず嫁と二人で高尾山に登らせ、余裕で下山できなかったら富士山は諦めさせようと思っていたのですが、余裕だったようなので登山許可は出しました。
(長男の)体力面の心配は拭い切れないまま、親子3人で富士山に向けて出発。
朝7:30の高速バスに乗り、5合目登山口に10:30頃到着。
高山病対策として1時間ほど5合目に滞在することが推奨されているので、早めのランチを食べてからお土産屋さんを先に見て回りました。
ランチは5合目名物?富士山カレー!
味は普通のカレーというより、クリームシチューとタイカレーの中間のような、何ともわからない味。
ランチを食べ終えてから、レンタルしたザックに荷物を積みかえたり、靴を履き替えてゲイターを装着したり、なんだかんだであっという間に1時間が経過したので、入山受付に向かい入山料2000円と富士山環境保全極力金1000円の計3000円/一人、を支払い、入山許可のリストバンドと協力金へのお礼の木札をもらい登山スタート。
5合目入り口から登り始めたのが11:50で、7合目に到着したのが13:45、7合目から溶岩の岩場を登るのですが、ここから私も少し疲れが出てきました。
8合目くらいで長男はかなり疲れがたまってきているようで、遅れる長男を二人で座って待ち、長男が追いついたところで・・・「さぁ出発しようか」と軽い虐め(笑)
冗談ですよ!
ちゃんと休ませました(#^^#)
本8合目の山小屋「トモエ館」に着いたのが16:50。
本8合目から私が予約した8号5勺の山小屋「御来光館」まで標高差90m、歩行距離0.5Km、所要時間20分と、数字で見るともう目と鼻の先のように見えますが、さすがに疲労困憊なので、こちらでお汁粉とココアで一休み。
空腹は最高のスパイスとは言いますが、こんな美味しいお汁粉は人生初めてと断言できる位にめちゃくちゃ美味しい(ノД`)・゜・。
休憩後の8号5勺までの0.5Km、やはりと言うか、この富士登山で一番きつかったです!
本当にしんどかったので休憩も多めに挟み、御来光館に到着したのは17:20。
山小屋にチェックインすると、受付のお嬢さんが「お疲れさまでした」と何とも言えない苦労をねぎらってくださる表情!!
この一言だけで御来光館を選んでよかったと思わせてくれました♪
他のスタッフさんも丁寧な対応で、ホームページには書かれていませんが、耳栓とアイマスクまで無料でくださいました。
スタッフさんの対応は良いが、肝心の寝床と料理はいかがなものか。
まずは、寝床の評価から。
ちなみに、ネットの情報などから私が想像していたのは、室温一桁台の寒い山小屋の中で、一人一畳のスペースに薄っぺらい敷布団をしいて、3人で一枚の掛布団を奪い合う、真に地獄絵図を想像していました(-_-;)
実際は、一畳程度は情報通りでしたが、布団はフカフカで、自宅の薄っぺらいペソペソ布団よりも悠に良い布団でした(笑)
*生前の愛犬が尿漏れが酷く、一緒に寝る時に尿漏れしても丸洗いできるように薄っぺらい敷布団を私が使っていたのですが、ペソペソ布団で寝ると私は腰を痛めやすいので、その布団でも腰を痛めない息子が使ってます!
意外だったのが山小屋の室温ですが、窓を少し開けて換気している所もありましたが、寒がりでエアコンが苦手な私でも山小屋の中は暖かく、上は長袖TシャツT×1枚、下はハーフパンツだけで、布団をかぶると少し暑いくらいでした。
なので、防寒用に準備したエマージェンシーシートはもちろん、ウルトラライトダウンもウィンブレのズボンも必要ありませんでした!
続いて晩御飯!
唐揚げ・ハンバーグ・焼きサバの3種類から選べると記載されていたので、長男は唐揚げ弁当を食べるんだと意気込んで、山小屋までのラストスパートを頑張ったそうなのですが、出てきたのはハンバーグ弁当(?_?)
予約時に選択したそうですが、全く記憶にない(笑)
自分で選ぶなら焼きサバ弁当一択なんですけどね?
長くなりましたので、今日のブログはここまでにして、次回のブログで富士山2日目を書きたいと思います!