こんにちは、コンチェルト鍼灸院の松浦聡です。
本日のブログですが、犬猫適正飼養推進協議会などのペット業界団体から試案された数値規制がむごすぎるので、ブログに書こうと思いました。具体的な数値としては、高さ×1.3倍・幅×1.1倍となり、人間で言うと、しゃがむ以外の動作はほとんどできないような環境で動物を飼い、繁殖活動のみさせる状態を法律で認可するという内容になります。
ペットショップで清潔なショーケースに入れられた動物たちを見ると、とてもかわいくて飼いたいと思う気持ちはとてもよくわかります。
私自身が中学生の時に初めて家族に迎えたチンチラの男の子(コンチェルト鍼灸院のロゴマークの猫のモデル)も、両親とペットショップで購入しました。
購入に至った経緯は、反抗期に入った私が落ち着くようにと両親も悩んだ末の行動だったので、タイムマシーンがあれば当時に戻って保健所から動物を引き取るように自分を説得します。
ちなみに、個人的には生体販売自体を規制すべきだと思ってます。
シッカリと愛情をもって育てているブリーダーさんがいることも知っておりますが、だからと言ってそこで買ってしまうと、安く作って売ろうと考える輩が出てくるのが現実です。ペットショップで動物を飼うのは論外です。買い手にも何のメリットもないと思ってます。
安く作って高く売るためには、人気の犬猫を発情期に毎回妊娠させて、出産させます。当然母犬は栄養失調状態になり骨も含め全身がボロボロになります。
拙宅で保護したフレンチブルドッグの福も、元は繁殖犬を卒業した犬です。
出産のときは獣医師ではなくブリーダーが自分で帝王切開して縫合していたと聞きました。そのせいで腹腔内臓器の癒着は激しく、保護する際に条件とされている麻酔下での避妊手術でも、時間がかかるため一度は心拍停止に陥りました。
生活していた環境も身動きが取れないケージだったそうで、四肢にはタコができ、耳は細菌感染から外耳炎になり、フレンチブルドッグなのにパグの様につぶれて倒れた耳の形になってます。
フレブルやパグなど鼻ペチャの犬は麻酔でのリスクも高いらしく、出産は毎回命がけになるとも聞きました。
でも、命がけで出産した子供たちは人間の利益のために売り飛ばされる運命。
20代の頃、私は動物を食べることに抵抗を感じて、二年ほど菜食主義者として生活しましたが、子供が生まれた時に嫁に説得されたこともあり、今は肉も魚も食べてます。
綺麗事かもしれませんが、誰かの幸せや快楽のためだけに生まれる不幸な命が一つでも減って欲しいです。
なので、もしよければ動物の権利を守るための行動をおこしていただきたく、下記URLから環境省にメールを送ってほしいです。
https://e-mailer.link/100115253825
何卒、宜しくお願い申し上げます。